2009年03月10日

荻原浩【四度目の氷河期】

痛い。
痛々しいぐらいに誠実で切実で悲しい話だった。

自分は何者なのかな?
特別だと思いたい自分と、普通でありたい自分。
人と一緒ではない優越感と、人と同じであれない劣等感。

あんまりこういうことはしたくないけど、
一番ぐっときた所。
『夕日は本当に赤なんだろうか。
 赤は本当に赤なんだろうか。
 四角は確かに四角なのか。
 丸はやっぱり丸なのか。』

みんなに見えているものと、
自分に見えているものが、
本当に一緒なのか、
それとも違うのか、
どのくらい違うのか、
本当にそっくりなのか、
それとも本当は違うのか。
鏡に映る自分しか自分には見えないけど、
自分以外の他人は私が見えない自分を見ているわけで、
一生反射でしか自分の顔すら満足に見えないのに、
何が本当かなんてわからないよ。

ティーンネイジャーの頃の、
もてあました自分を思い出した。
今でも十分もてあましているけど、
まぁ昔よりは上達したよね、自分との付き合い方。


posted by しゅあ at 22:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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