年をとってから、
っていってもたいしたことないんだろうけど、
世の中の面倒なことを知ったから、
結構ハッピーエンドが好き。
この物語がハッピーエンドか否かは、
私にはわからない。
なぜなら、人生は続いていくから。
火のついた導火線が、
燃え尽きて消えてしまうまで
(その前に、導火線だけにもちろん人は爆発するのだけれど)
命がなくなってしまうまでに、
多分エンディングはないから、
物語のハッピーエンドは、
人生における1プロジェクトのただのエンドなのだけれど、
残された人が消化していく期間はつらいと思う。
私は知っている人の誰よりも、
さっさとエンディングを迎えたいと思ってる。
しつこくも、しぶとくも相当悪あがきしながら。
それでも、
ああ、私を私たらしめている物がなんなのか?
いろんないやな意味で、
老若男女、読んだらいいと思う。
うん。